犬の学習にとって大切な事。
①成功体験の積み重ね
②注意や修正は必ず褒めとセット。
③注意や叱りから始まるトレーニングはない。
①人にとって都合の良い行動を繰り返し行わさせて、定着させることがトレーニングです。間違い、これは「人にとって都合の悪い行動」を嫌だダメと主張しても改善は見込めません。
②注意したら褒める、、、と思われがちですがそうではありません。現状からどこまで人にとっての都合よい行動に近づけたら愛犬にとって得がある、すなわち褒められるのか理解させることです。一回の、一発の注意で治るなら苦労もいらず、どんなステップで理想の動きに近づけるのか、ステップを上るたびにいかなる評価を与えるのかが指導者の腕!
③昔の大指導者である山本五十六さんも言っていた「やって見せ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は育たぬ。」ではございませんが、何をしたら良いのかまずは丁寧に人にとって都合の良い行動をトレース(なぞらせる)させて、その繰り返しからです。
これは書道と同じではありませんか?
生徒にいきなり書かせて、書いている手を間違っていると叩いては何も始まりません。お手本をなぞりなぞり、良い動かし方が身についてから独り立ち、、、。
ポイント
何度も書いていましたが「人にとって都合の良い行動」とは、人から見れば犬の取っている行動は間違いに思いますが、犬は犬としての本来の行動であり反応をしているに過ぎません。そこをまずは理解して良き指導者でありリーダーとなってください!