子犬が家にやって来た!混合ワクチンについて
メルマガ 2019年10月28日 配信より
【子犬が家にやってきた!
「ワクチンについて」】
子犬へのワクチン接種の話題で一番の議論
は「いつするの?何回するの?」だと思い
ます。
獣医師によってもまあ~違います。
環太平洋小動物獣医師会だったでしょうか?
そちらのガイダンスでは、
1回目 生後50日付近
2回目 生後80日付近
3回目 生後110日付近
その後 3回目から数えて1年後
上記4回をお奨めの時期に摂取していたら
以後は3年間隔でも大丈夫でしょう。
もしくは抗体検査により確認しながらの再
接種。
となっています。
で、重要なことは、ポイントは何回打つかではない
はずなんです。
そもそも摂取時期は、母犬から受け継いだ
悪いウィルスに対する侵入を許さない「抗体」
がいつ無くなるのか、が重要のはずです。
これは母犬の抗体の強さにより期間の前後
差が生じます。
難しいのは、母犬から引き継いだ「抗体」
、これは「母体免疫」ともいわれますが
「これが効果を持っている間の混合ワクチ
ン接種は、母体免疫が消滅すると同時に効
果を同時に失う。」特性があることなので
す。
その為に母体免疫が消滅する時期を統計的
に調べ、その大きな波が先に記した「生後
○○」という接種のお薦め時期となってい
ます。
消滅したままでは子犬の感染のリスクが異
常に高いですからね。
物凄い早い消滅としては、生後4日という
のも0,04%程度だったかスゴク少ない
率ですがあります。生後12日程度から1
0%を超えてきていたでしょうか。
(ご興味のある方は獣医師会にお問合せな
さってみて下さい。)
開業医の先生としては、3回とか「回」で
説明した方が売り上げになりますからね。
抗体検査も5,000円程度しますから、
抗体不足でそこからの再接種をすると1回
分より割高になり怒る患者さんもいます。
難しいですね。
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